余弦とは、数学で使われる コサイン のことです。
三角比や三角関数で出てくる sin・cos・tan のうち、cos にあたります。
「余弦」は よげん と読みます。
同じ読みの言葉には「予言」「預言」もありますが、余弦はそれらとはまったく別の数学用語です。
日常会話では「余弦」よりも「コサイン」や「cos」と呼ばれることが多いですが、数学の正式な日本語としては「余弦」といいます。
この記事の結論
余弦は、数学における コサイン のことです。
英語では cosine、記号では cos と書きます。
直角三角形では、cos θ = 隣り合う辺 ÷ 斜辺 で表されます。
「よげん」と読みますが、予言・預言とは別の言葉です。
余弦とは、数学におけるコサインのこと
余弦とは、数学で使われる コサイン のことです。
英語では cosine といい、記号では cos と書きます。
たとえば、数学では次のような形で使います。
cos θ
これは「コサイン・シータ」と読みます。
θは角度を表す記号で、「シータ」と読みます。
余弦は、三角形の辺と角度の関係を表すときに使われます。
特に、中学校・高校数学で学ぶ三角比や、高校数学で出てくる三角関数の中で重要な考え方です。
「余弦」は「よげん」と読みますが、未来を前もって言う「予言」や、神の言葉を預かって伝える「預言」とは意味がまったく違います。
| 表記 | 読み | 意味 | 分野 |
|---|---|---|---|
| 余弦 | よげん | 数学におけるコサイン | 数学 |
| 予言 | よげん | 未来の出来事を前もって言うこと | 一般語・創作 |
| 預言 | よげん | 神の言葉を預かって伝えること | 宗教・聖書 |
補足
このページでは、数学用語としての「余弦」を説明します。
「予言」や「預言」とは読みが同じですが、意味も使われる場面も異なります。
余弦はどこで使う?
余弦は、主に数学や物理で使われます。
代表的な場面は、次のようなものです。
- 三角比
- 三角関数
- 図形の辺や角度の計算
- 余弦定理
- ベクトルの内積
- 波や振動の計算
- 高校数学・物理
初めて余弦に出会うのは、多くの場合、三角比の学習です。
三角比では、直角三角形を使って sin・cos・tan を学びます。
このうち cos が余弦です。
また、直角三角形以外の三角形で辺の長さや角度を求めるときには、余弦定理 が使われます。
余弦は、単なる記号ではなく、角度と長さの関係を表すための大切な道具です。
直角三角形で見る余弦
直角三角形で考えると、余弦は次の式で表されます。
cos θ = 隣り合う辺 ÷ 斜辺
ここでいう θ は、注目している角度です。
斜辺とは、直角三角形でいちばん長い辺のことです。
隣り合う辺とは、角度 θ に接している辺のうち、斜辺ではない方の辺を指します。
つまり、余弦は 角度 θ に隣り合う辺が、斜辺に対してどれくらいの割合か を表します。
覚え方
直角三角形では、余弦は次のように覚えるとわかりやすいです。
cos θ = 隣り合う辺 ÷ 斜辺
「cosは、角度に隣り合う辺を見る」と覚えると整理しやすくなります。
図解:直角三角形で見る余弦

正弦・余弦・正接の違い
三角比には、主に 正弦・余弦・正接 があります。
それぞれ、sin・cos・tan に対応します。
| 言葉 | 読み | 記号 | 直角三角形での意味 |
|---|---|---|---|
| 正弦 | せいげん | sin | 向かい合う辺 ÷ 斜辺 |
| 余弦 | よげん | cos | 隣り合う辺 ÷ 斜辺 |
| 正接 | せいせつ | tan | 向かい合う辺 ÷ 隣り合う辺 |
この3つは、どれも角度と辺の比を表します。
違いは、どの辺とどの辺を比べるかです。
- sin は、向かい合う辺と斜辺の比
- cos は、隣り合う辺と斜辺の比
- tan は、向かい合う辺と隣り合う辺の比
余弦とコサインは同じ意味?
余弦とコサインは、基本的に同じ意味です。
日本語では 余弦、英語では cosine といいます。
数学の記号では cos と書きます。
学校の授業では、「余弦」よりも「コサイン」と呼ばれることが多いかもしれません。
たとえば、先生が「サイン、コサイン、タンジェント」と説明する場面では、コサインが余弦にあたります。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| 余弦 | 日本語の数学用語 |
| コサイン | cosine のカタカナ表記 |
| cosine | 英語表記 |
| cos | 数学で使う記号 |
つまり、次のように考えるとわかりやすいです。
余弦 = コサイン = cosine = cos
ただし、文章では「余弦」、授業や会話では「コサイン」、式では「cos」と出てくることが多いです。
余弦定理とは
余弦定理とは、三角形の辺の長さと角度の関係を表す公式です。
直角三角形でなくても使えるため、三角形の計算でとても重要です。
代表的な形は次の式です。
a² = b² + c² - 2bc cos A
この式は、角 A と、その周りの辺 b・c、向かい側の辺 a の関係を表しています。
余弦定理を使うと、次のような計算ができます。
- 2辺とその間の角度から、残りの1辺を求める
- 3辺の長さから、角度を求める
- 直角三角形ではない三角形の辺や角度を調べる
このページでは概要だけにとどめます。
詳しくは、今後作成予定の 余弦定理とは で解説します。
補足
余弦定理は、高校数学でよく使われる公式です。
「余弦」という言葉は、余弦定理を学ぶときにも重要になります。
「よげん」と読む他の言葉との違い
「よげん」と読む言葉には、余弦のほかに「予言」と「預言」があります。
ただし、意味はそれぞれまったく違います。
| 表記 | 読み | 意味 | 主な文脈 |
|---|---|---|---|
| 予言 | よげん | 未来の出来事を前もって言うこと | 日常語・創作・未来予測 |
| 預言 | よげん | 神の言葉を預かって伝えること | 宗教・聖書 |
| 余弦 | よげん | 数学におけるコサイン | 数学・三角比 |
「予言」は、未来について前もって言うことです。
「預言」は、宗教的な文脈で神の言葉を預かって伝えることです。
「余弦」は、数学で使うコサインです。
同じ「よげん」と読むため紛らわしいですが、使われる場面を見れば区別できます。
見分け方
未来の話なら → 予言
神の言葉や宗教の話なら → 預言
数学・三角比・cos の話なら → 余弦
「よげん」全体の意味については、トップページ よげんとは?予言・預言・余弦の意味と違い でまとめています。
余弦に関するよくある質問
- 余弦とは何ですか?
-
余弦とは、数学におけるコサインのことです。
英語では cosine、記号では cos と書きます。直角三角形では、次の式で表されます。
cos θ = 隣り合う辺 ÷ 斜辺 - 余弦はコサインと同じですか?
-
はい。
余弦とコサインは基本的に同じ意味です。日本語では「余弦」、英語由来の呼び方では「コサイン」、記号では「cos」と書きます。
- 余弦は「よげん」と読みますか?
-
はい。
余弦は「よげん」と読みます。ただし、未来を前もって言う「予言」や、神の言葉を預かって伝える「預言」とは別の言葉です。
- 正弦と余弦の違いは何ですか?
-
正弦は sin、余弦は cos です。
直角三角形では、正弦は「向かい合う辺 ÷ 斜辺」、余弦は「隣り合う辺 ÷ 斜辺」で表されます。
sin θ = 向かい合う辺 ÷ 斜辺
cos θ = 隣り合う辺 ÷ 斜辺 - 余弦定理とは何ですか?
-
余弦定理とは、三角形の辺の長さと角度の関係を表す公式です。
代表的な式は次の形です。
a² = b² + c² - 2bc cos A直角三角形ではない三角形でも使えるため、高校数学で重要な公式です。
- 余弦は中学で習いますか?高校で習いますか?
-
記号や公式としての『余弦(コサイン)』は、高校1年生の『数学I』で全員が必ず習います。 中学校では言葉としては習いません。
まとめ
余弦とは、数学で使われる コサイン のことです。
英語では cosine、記号では cos と書きます。
直角三角形では、余弦は次の式で表されます。
cos θ = 隣り合う辺 ÷ 斜辺
また、「余弦」は「よげん」と読みますが、未来を前もって言う「予言」や、神の言葉を預かって伝える「預言」とは別の言葉です。
まとめ
余弦 = コサイン = cosine = cos
直角三角形では「隣り合う辺 ÷ 斜辺」
sin・cos・tan のうち、cos が余弦
余弦定理でも使われる
「予言」「預言」とは別の数学用語
関連ページ
余弦や「よげん」について理解するには、次のページもあわせて読むと整理しやすくなります。
次に読むなら
数学の「よげん」を調べている場合は、次に 余弦定理とは を読むと、余弦がどのように公式で使われるかがわかります。
※ページ作成後にリンクを設置します。
参考文献・出典
この記事では、以下のような資料・考え方を参考に、一般的な数学用語として整理しています。
- 数学教科書における三角比・三角関数の説明
- 数学辞典における「余弦」「正弦」「正接」の語義
- 学習系資料における sin・cos・tan の解説
- 余弦定理に関する一般的な数学資料
- 国語辞典における「余弦」の読みと意味
詳しい参考資料は、サイト全体の 参考文献 にまとめる予定です。
※このページでは、数学が苦手な人にもわかるように、余弦の基本的な意味を中心に説明しています。
厳密な定義や証明については、余弦定理や三角関数の個別ページで詳しく扱います。
